Yucky's Tapestry:2018年7月 慶尚北道グルメツアー
2019-06-03T15:53:16+09:00
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私の日々の綴れ織り
Excite Blog
慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ㉓マカガーリックでニンニク三昧
http://yukiful.exblog.jp/238712179/
2018-08-19T10:23:00+09:00
2018-08-19T13:21:20+09:00
2018-08-18T03:23:02+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
ブランドのニンニクにワクワク♪
予定では市場の前の「マヌルイヤギ」へ行く予定でしたが、移転したとのこと。^^;
バスで移転先へと向かいます。その途中で見かけたニンニクのオブフェ!
デカッ!
(シャッター間に合わず・・・^^;)
着きました!
義城ニンニク6次産業複合体験センター
6次産業とは 第1次産業 × 第2次産業 × 第3次産業 のこと。
つまりここで、ニンニクの栽培(1次)、加工(2次)、販売・流通(3次)を一度に行い
付加価値を見出して、ニンニクで街を盛り上げていこう!
というわけです。
オフィス、レストラン、低温貯蔵庫、調理室、売店などの施設ができています。
マヌルイヤギのオーナーさんが、館長に就任されていました。まずは、ニンニクの加工品の見学。
まだ試作段階の商品もあります。調理室
ピカピカ・・・というか、ホントに光ってる。(笑)
加工品の販売コーナー
そしてこちらがレストラン
くしくも、この日がオープン初日!
名前も「マヌルイヤギ」から「マカガーリック」に一新!
マカ(마카)は、モドゥ(모두)の方言だそうで・・・
ぜ~んぶニンニク!ってこと?
食べ始める前に、黒ニンニクのビールが出てきました。ヤタッ!
八田さんといただく最後のビール、
ホントにホントにお疲れ様です!
グビ~~ッと一気に!(笑)
ニンニクの香りはほとんど、というか全くしません。
でも、黒ニンニクのエキス?みたいなものがコップに残ったから、
やっぱり入っているのでしょうね。
黒ビールにしては軽くて飲みやすいです。
では、お料理をみていきま~す!
マヌルトッカルビ(20000₩)をいただきます。
きくらげのサラダ
エゴマとニンニクのドレッシングで和えてあります。ハナビラタケのサラダには柚子のソース
シャリシャリの食感がたまりません。
乾燥させたものを買って帰ったら、家族に大好評でした。これ何のにこごりだと思いますか?
答えはタッパル!(ニワトリさんの足先です。)
姿がないと食べやすい!^^; 出ました! ニンニクの天ぷら!
ホクホクして美味しい〜♪
いっくらでも食べられちゃう!
これが一番好き!
もひとつにこごり。今度は黒ニンニクです。
野菜やキノコがタップリ入って、黒ニンニクは味付けに使われているのかな?サッパリ系のバンチャンがきて・・・メインのトッカルビ
お肉は義城韓牛、かかっているのは黒ニンニクのソース。
弾力があって食べ応えがあります。
そうそう、義城にはニンニクで飼育した義城ニンニク牛(ウィソンマヌルソ)もあるんですって。
食べてみたいなぁ!
ご飯と一緒に出てきた大根のスープ
アッサリだけど味が深い、すんごく美味しい!最後に黒ニンニクのエキスが入ったシッケ。
これで、お口もお腹もスッキリです!
いや~~、ニンニクを思いっきり食べました。
ニンニクの質がいいのか?
その後の自分の匂いが気になりませんでした。
でも、人は知らんよ。(笑)
マカガーリック(마카갈릭)
慶尚北道義城郡義城邑慶北大路5690
경상북도 의성군 의성읍 경북대로 5690
℡ 054-832-6362
義城駅、義城バスターミナルから車で4分
「慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー」のレポはこれにて終了です。
いや~、どれもこれも本当に美味しかった!
慶尚北道は美味しい物の宝庫ですね。
そして、美味しいものにはSTORYがあるんだなぁ、って思いました。
貴重なツアーに参加させていただき、八田さんをはじめ関係者の皆様に感謝です。
そして、長~いレポを読んでくださった皆様も本当にありがとうございました。
次回から大邱へ戻りま~す!
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ㉒義城ニンニク市場
http://yukiful.exblog.jp/238710581/
2018-08-17T10:26:00+09:00
2018-08-17T04:52:02+09:00
2018-08-17T02:26:05+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
いよいよ最後の訪問地、義城郡(ウィソング/의성군ン)👇へ入ります。青松からはバスで約1時間。
ソウル、釜山からは3時間10分、大邱から約1時間、
義城からはどこにでも行きやすく、
高句麗、新羅、百済の3つの文化が交錯した歴史的な要所でもあるとか。
そのへんの歴史はまだ不勉強ですけどね。^^;義城(ウィソン)郡に入ると車窓の景色がガラリと変わりました。
これまでの高い山とは違い、なだらかな山と広々とした平野が広がっています。
稲作を中心とした農業が盛んで、人口は5万3243人(2018年5月現在)
のどかだぁ!
さて、義城で有名なのが・・・ニンニク
韓国でニンニクといえば義城(ウィソン)!
義城はニンニクの街です。
義城マヌル市場(의성마늘시장)
私たちが行った時期(7月初旬)は、ちょうどニンニクの収穫の後で、
市場はニンニクの山!でも、意外なことに、その生産量は全体の3%!
それなのに、何故こんなに有名なのでしょう?
それは・・・品質の良さ!
義城のニンニクは、成分が濃く、エキスがたっぷり詰まっていて、甘味と辛味があり、香りがよく、貯蔵性にも優れています。
義城の日射量が多く降水量が少ない気候が、美味しいニンニクの栽培に適しているのです。ひゃ~、にんにくのカーテン!?
私も初めて知ったのですが、
韓国のニンニクには寒地型と暖地型の2種類がありまして、
寒地型・・・北部・中部で採れる昔ながらの在来種
暖地型・・・南部で採れるスペイン、中国、インドネシアからの外来種
質のいい寒地型は全体の14.1%(2016年)、
いくつかある産地の中で最も生産量が多いところが義城です。1房に6片入っているので、6片ニンニク(ユッチョンマヌル)と呼ばれています。実は小ぶりで、紫がかったものが美味しいそうです。
そういえば、以前キョンキョンが、
「ニンニクは、小粒でピリッと辛いのがいいんだよ!」と教えてくれたっけ!生産者の方にお話によると・・・
ニンニクの収穫はだいたい6月の15~17日ごろ。
根っこを見て、栄養がちゃんと実に詰まったかを判断してから収穫します。
早く収穫しちゃうと、根に栄養が残ってしまうんですね。
ニンニクは寒さには強いけれど暑さには弱く、26℃以上になるとダメになってしまうので
収穫のタイミングが大切!
そして、収穫したニンニクは1カ月以上乾燥させます。
この時は乾燥ができていないため、まだ市場には出ていないとのことでしたが、
今ごろはもう市場に並んでいることでしょう。
乾燥させたニンニクは100個の束になって出荷されます。
お値段は品質によってさまざま。
一束12000₩や70000₩のものがありました。
八田さん、にこやかに持っておられますが、そうとう重いらしく・・・
「は、早く! 早く撮って~!」と。^ ^アジュンマたちがカッターでサックリ! 茎を落としています。
これがまたリズミカルで手際良く。 韓国料理の先生をされている miyumiyuさん ブランドニンニクお買い上げ~!
重そう!^^;
土が残らないようにキレイに皮を剥いてから、日本に持って帰られました。
今ごろお教室で大活躍ですね。
韓国の人たちもキムチを漬ける時は、義城のニンニクを使う人が多いそうです。
食べると違いがわかるって!
う~~~ん、これはぜひとも食べてみたい!
ということで(ニヤリ)
ツアーの最後はニンニク料理を食べにいきま~す。
義城マヌル市場(의성마늘시장)
慶尚北道義城郡義城邑クボンキル219
경상북도 의성군 의성읍 구봉길 219
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ㉑山菜天国!? 青松のチョンソル食堂
http://yukiful.exblog.jp/238708947/
2018-08-16T09:20:00+09:00
2018-08-16T17:13:14+09:00
2018-08-16T03:14:20+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
前日に行った大典寺の参道へ。
雨上がりなので空気がキレイ♪
まだ参拝客もほとんどいません。
ここには地元で採れた山菜料理の専門店がたくさんあります。
その中で八田さんが選んでくださったのはこちら。
周王山チョンソル食堂(주왕산청솔식당)
ここの朝ご飯、今まで食べた韓国の朝飯の中で一番美味しかったかも!
山菜ツルニンジン焼き定食(18000₩)
朝ご飯にしてはちょっと贅沢なお値段ですが、とにかくすごい品数!
これだけ出てきます。👇
トウキの葉のキムチ キクイモの漬物 ボウフウのキムチ おから和え ドングリ寒天の和え物
シシトウの和え物 野菜とキノコのチヂミ 大根の角切りキムチ オゴノリの和え物 キビのチヂミ
ツルニンジン焼き アヒルの燻製 シラヤマギクと豆腐の和え物 ハリギリの芽の漬物
ウリノキの葉の漬物 白菜キムチ サラダ風青唐辛子 煮豆 発酵大豆の柚子サラダ
サバの焼き魚 ハナウドのチヂミ 桑の若芽のナムル ナムル盛り合わせ エノキダケのチヂミ
手作り豆腐 五加皮の葉の漬物 青梅の漬物 ケカラスザンショウの漬物 味噌チゲ ごはん
撮影は椅子の上から~。^^;
では、ダダダーッと見ていきますが、聞いたことのない山菜や食材がいっぱいです!
五加皮の葉の漬物 青梅の漬物 ケカラスザンショウの漬物
ボウフウのキムチ キクイモの漬物 トウキの葉のキムチ
白菜キムチ 唐辛子の和え物 煮豆 ウリノキの葉の漬物
桑の若芽のナムル シラマヤギクと豆腐の和え物 ハリギリの芽の漬物 オゴノリ(海藻)の和え物
シシトウの和え物 おからの和え物 大根キムチ
真ん中と左の野菜はシロヤマギク
生と乾したもので、味くらべができました。
山菜は本場! さすがの美味しさです。
ちょっとボケちゃってますが、おからです。
大豆の香りとピリ辛の味付けがすごくツボ!やはりここでもトトリムッ!
慶北ではムッは毎日食べました。チョングッチャンのサラダ
柚子のソースがかかっているのですが・・・納豆に柚子って想像できます?
これが妙にマッチしてるんだなぁ。チヂミ2種(左=エノキ 右=エリンギ・椎茸と野菜)
山なのでキノコも豊富。ツルニンジン焼きキビのチヂミ(ススプックミ/수수부꾸미)は大邱でも時々登場しますが、
モッチモチしてて美味しいんですよね。
ここのはお砂糖がかかっています。アヒルの燻製塩サバ
いずれも脂がのっています。手づくりのお豆腐には柚子のタレテンジャンチゲは具だくさん、美味しい~♪
味も香りもここのは格別!
山菜ってこんなに美味しかったのかぁ。
大感激の朝ご飯でした。
周王山チョンソル食堂(주왕산청솔식당)
慶尚北道青松郡府東面公園キル164
경상북도 청송군 부동면 공원길 164
℡ 054-874-5358
営業時間 8:00~21:00
不定休
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑳ツルンツルンの温泉付き!周王山温泉観光ホテル
http://yukiful.exblog.jp/238705852/
2018-08-14T10:18:00+09:00
2018-08-14T03:36:05+09:00
2018-08-14T01:18:12+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
なんと温泉付きでした!
嬉しい~♪周王山温泉観光ホテル(주왕산온천관광호텔)
客室は50室、
青松バスターミナルからタクシーで3分(コネスト調べ)
周王山国立公園の麓にあります。夜はこんな感じでーす。入口には道庁からのお墨付きステッカー!
こういうステッカーがあると安心できますね。フロント小さなレストランもあります。
私が泊まった洋室のダブルのお部屋です。窓の外には緑が広がっています。
白い短冊に見えるのは雨・・・とうとう降ってきちゃいました。
テレビに化粧台、
無料Wi-Fiもとんでいます。水回り
シャワーからも温泉水が出ますが・・・
せっかくなので、
隣にあるソルギ温泉(솔기 온천)にどっぷりつかりました。
地下710mから汲み上げた温泉水は、アルカリ性の重炭酸ナトリウム泉で、
お肌の美容や皮膚の疾患、それからアンチエイジングなどに効果があります。
でね。
ここのお湯、びっくりするくらい滑らかなのです。
シャンプーがなかなか落ちないなぁ!と思って、ジャージャーお湯をかけていたら、
シャンプーではなく、お湯がヌル~っとしていることに気付きました。
みんなもおかしいな、おかしいなと思いながらお湯をかけていたそうです。(笑)
それくらい滑らか~なお湯です。
通常料金は6000₩、宿泊客は3000₩で入れます。
温湯、熱湯、緑茶湯、ジェットバス、水風呂、高温サウナとミストサウナがあり、
入浴時間は6~20時。
湯舟で会った野原先生によると、6時に行ったら、もうお客さんが並んでいたそうです。
やっぱり人気があるんですね。
最後にホテルの料金表をはりつけておきますね。(HPより)
朝から温泉♪
気持ち良かった~!
サッパリしたところで3日目がスタートします。
むふふ・・・雨もやんだぞ~!
カジャ~~!
周王山温泉観光ホテル(주왕산온천관광호텔)
慶尚北道青松郡青松邑中央路315
경상북도 청송군 청송읍 중앙로 315
℡ 054-874-7000
チェックイン 2:00 PM チェックアウト 12:00 PM
HP
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑲薬水で作る極上タッペクス!
http://yukiful.exblog.jp/238702691/
2018-08-13T10:36:00+09:00
2018-08-13T03:55:46+09:00
2018-08-12T03:33:42+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
八田さんがチョイスしてくださったのは、タッペクス(닭백숙)!
鶏を丸ごとコトコト水で炊くお料理ですが、
青松のタッペクスはそんじゅそこらのタッペクスとは違うのです!
山に囲まれた青松にはあちこちに湧水が湧いていて
中でも達基薬水湯(タルギヤクスタン)と 新村薬水湯(シンチョンヤクスタン)は
二酸化炭素を含む炭酸泉で有名です。
ここでいただくタッペクスはその炭酸泉の「薬水」で炊いたもの。
炭酸の効果でホロホロなのです~♪
青松邑 釜谷里にある達基薬水湯でバスを降りました。
タッペクスの専門店が並んでいます。中には宿と食堂が一体化した「旅館食堂(여관식당)」もあります。
こちらの食堂も2階が民泊になっています。
湯治客にタッペクスをふるまったのが始まりだそうです。
また、この地域の食堂は、それぞれ井戸をもっており、
そこで汲んだ水を使って調理をします。
「ちょっと飲んでみましょうか?」と八田さんが炭酸水を汲んでくださいました。
あ”~~、私は以前飲んだことがあるので・・・(逃)
みなさんどうぞ~!
ププ・・・複雑な表情。
野原さん曰く「これ、ケガした時に傷口をペロッと舐めたような味ですね!?」
うわっ、それピッタリ!(笑)
鉄分が多く含まれてるので、そんな味がするんですよね。^^;
でも、味はさておき、この薬水は胃腸や皮膚の病気や貧血に効果有り!
「良薬は口に苦し」です。井戸の隣のヨンチョン食堂(영천식당)へ
私たちがいただいたのは青いラインの3品です。まずは喉を潤します。
青松の特産品、リンゴの生マッコリを。イヤイヤ、ポテサラさん、かたじけない!いただきまする~!
リンゴの甘さがフワ~ッと! 女性好みの味ですね。
では、料理を食べていきましょう!
バンチャンはキムチ、行者ニンニク、菊芋、大根、玉葱の甘酢漬け、カクテキなど。
どれもオイシイです。ツルニンジン焼き(더덕구이)
ツルニンジンはキキョウ科の多年草で、韓国では代表的な山菜の一つです。
食べるのは根っこの部分で、高麗人参やゴボウに似たガジっとした歯触りがあります。
ここのは梅エキスで下味をつけてあるので、りんごみたいにフルーティ!タップルコギ(鶏肉の網焼き/닭불고기)
叩いた鶏肉に味をつけて網で挟んで焼いてあります。
コチュジャンベースのピリ辛味、お肉に弾力があって噛めば噛むほど味がでます。
マッコリに合いますね~!
私もオイシイオイシイとパクつきましたが、前に座っていたよすみまりちゃんも大絶賛!
この2つはタッペクスを待つ間に食べてね!とオーダーしてくださったものですが、
サイドメニューというには美味し過ぎ!
そして、待ってました! タッペクスの登場!
これで一皿50000₩、大人4人分になります。
お店の方が身をほぐしてくださいます。
いや、ほぐすというより、身が崩れていく感じ。
粗塩をチョチョンと付けて。
身がホロホロでやわらか~い!
炭酸水がお肉の脂分を落としてくれるのでアッサリしてます。
調理すると、あの独特の水の匂いは消えちゃうんですね。最後にタッぺクスの汁で炊いたもち米が登場。
スープの鉄分で黒っぽく炊きあがっています。
モッチモチですよ~!
そして、タッペクスのスープ(煮汁)も。
茶色い粒は緑豆です。
旨味がギュ~~ッとつまって、めちゃんこ美味しい!大満足! が伝わりますでしょうか?(笑)
そうそう、この宴会の最中に八田さんにメールが届き、こんな発表がありました。
「韓国の7つのお寺が、ユネスコの世界遺産に登録されることに決まりました~!」
*登録された7つのお寺・・・通度寺(慶尚南道・梁山)、浮石寺(慶尚北道・栄州)、法住寺(忠清北道・報恩)、大興寺(全羅南道・海南)、鳳停寺(慶尚北道・安東)、麻谷寺(忠清南道・公州)、先厳寺(全羅南道・ 順天)
慶尚北道のお寺が2つも!
ということで、宴会はお祝いモードに。
美味しい青松のタッペクス、堪能いたしました~!
ヨンチョン食堂(영천식당)
慶尚北道青松郡青松邑薬水キル54경상북도 청송군 청송읍 약수길 54
℡ 054-873-2387
営業時間 平日7:00〜20:00
帰り際、お店の方からもぎたてのあんずをいただきました。
ん?
スモモか?
どっちだぁ??
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑱大典寺(テジョンサ)
http://yukiful.exblog.jp/238701128/
2018-08-11T10:09:00+09:00
2018-08-12T23:23:41+09:00
2018-08-11T03:40:38+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
バスで1時間の道のりです。青松郡(チョンソングン/청송군)はここです。👆
安東と浦項の間と言えばわかりやすいでしょうか?
人口2万5909(2018年5月現在)、
韓国で9ヶ所めのスローシティに指定された自然豊かなところです。この地図を見てください。
青い丸のところが青松(チョンソン)、そして赤い帯の部分が太白山脈(テベクサンメク/태백산맥)、
スンちゃんが「朝鮮半島の背骨」と説明してくれました。
このように、青松も山に囲まれた山岳地帯です。
なので、
青松では美味しい山の幸をいただく予定!
うしし・・・楽しみ~♪
食べる前に(というか、さっきお昼を食べたばかりなので ^^;)
周王山(チュワンサン)国立公園にある大典寺(テジョンサ)へ向かいます。
その途中で見かけたリンゴのモニュメント。そしてバスを降りると
ん? これは?りんごの自動販売機でした。
りんごは青松の特産品で、秋にはりんご祭りも行われています。お寺までしばらく歩きま~す。
ここがまた楽しいんだな!りんごのマッコリや山で採れた薬材やカボチャの飴お菓子やパンも!
なかなか前に進みません。(笑)
そして、ふと横を見ると、切りたった岩が見えました。
周王山は韓国三大岩山の一つです。
美味しそうな食堂を横目に・・・大典寺(テジョンサ/대전사)に到着しました。
ここで入場料を払うので、みんなが揃うのを待ちます。
でも、それぞれ寄り道して来てるから、なかなか揃いませ~ん。(笑)
大典寺は、新羅の文武王12年(672年)に義湘大師により建てられたと伝えられています。
本堂の後ろにある岩はお釈迦様の手に例えられます。
写真の手はお釈迦様ではなく、私のしわくちゃな手。^^;御神木の周りにはカワイイ干支のお人形。
「雨が降ってきたね~!」と言ってるみたい。
お寺の横には周王山への登山道が続いています。
秋は紅葉がそれはそれは見事ですヨ。
👉一昨年の秋
でも、今回はここでUターン、
お夕飯を食べに行きま~す!
大典寺(대전사)
慶尚北道青松郡府東面公園キル226경상북도 청송군 부동면 공원길 226
℡ 054-873-2908
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑰350年前の料理が復活!
http://yukiful.exblog.jp/238697915/
2018-08-10T09:10:00+09:00
2018-08-10T03:51:16+09:00
2018-08-09T03:10:30+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
さぁ~、いただきますよ~!飲食知体験館(음식디미방 체험관)お食事がいただけるのはこちらの建物、広々としててとても落ち付きます。
第13代宗婦のチョ・キブン先生
手に持っておられるのが飲食知味方(ウムシクティミバン)です。
表紙は漢字で書いてありますが、中は全てハングル、
内容は146項目にも及び、書き写すのはいいけれど、門外不出とされていました。
今は復刻版が出版されており、ネットでも一部読むことができます。(韓国語)☆
また、本物は大邱の慶北大学の図書館に保存されています。
この本の著者、張桂香(チャン・ゲヒャン)は、
母として、嫁として、妻として、模範的な女性と言われています。
スンちゃんが指さしているのは、本の1ページ目で、
「嫁入りして3日後に台所に立ち、手を洗ってスープを作るが、姑の好みがわからない」
という内容が書かれています。
ラストのページには、
「この本は目がよく見えないようになって書いた・・・」とあり、
この本を書いている時、すでに75歳になっていました。
平均寿命が40歳という時代に、ご主人は85歳、ご自身は83歳まで長生きをされています。
飲食知味方に書かれた料理が、いかに健康的であったか? ということでしょうか。
また、張桂香先生は、貧しい避難民にご飯(どんぐり粥)をふるまい、
煙突から煙が出ていない家には、袋に入れた穀物を持って行ったそうです。
でも、タダであげるのではなく、薪割りやナムル作りなどの仕事をたのみ、
プライドが傷つかないよう心配りもされたとか。
さぁ、いよいよ実食で~す!貞夫人床 (チョンブインサン/정부인상)
一人5万5000₩のコースです。
食べるマッコリ、甘香酒(カミャンジュ)
お粥のように見えますが、もち米、うるち米、麹、水だけで造る伝統酒です。
香りがよく度数が低いので、女性に好まれていました。
これ、ソン・ミョンソプ先生の泰仁醸造所でいただいた梨花酒(イファジュ)に似てるんですよね。
「女性がマッコリをグビグビ飲むのは下品だから、昔はこれを少しずつ舐めていたんですよ。」
と、その時教えていただきましたが・・・
両班の女性は、こうしてスプーンでお酒をたしなんでいたのでしょうネ。白菜の水キムチとドングリ粥
本来、唐辛子は使われていないはずですが・・・
多少アレンジしてあるのかな。^^;
じゃこの和え物と行者ニンニクの醤油漬け
チャプチェ
あれ?春雨が入っていない、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
春雨が使われるようになったのはずっとあとのことで、昔は入っていませんでした。
具材はお皿の真ん中にキジ肉、周りは時計回りに、色付けした大根、きゅうり、
トラジ、椎茸、セリ、エリンギ、わらび、ほうれん草、大根、岩茸。
大根の色付けには鶏頭の花が使われています。 チャプチェは混ぜ混ぜしていただきます。
陰陽五行説の五色(緑・赤・白・黒・黄)の食材が使われているので彩りも鮮やか。
セリの香りが引き立っていました。魚餃子(オマンドゥ)
マンドゥの皮に、薄く切ったボラの身が使われています。
中味は岩茸、椎茸、雉肉、松の実を醤油と胡麻油で炒めたもの。
こんなマンドゥ、初めて!
酢醤油につけていただきます。
タラ皮のあんかけ
テグコプチルヌルミ (대구껍질누르미)というお料理で、
テグ(대구)は鱈、コプチル(껍질)は皮、ヌルミ(누르미)はドレッシングや餡がかかっているの意。
干したタラの皮で椎茸、岩茸、エリンギなどを包み、鶏出汁の餡がかかっています。
魚の皮と聞いて一瞬「エッ?」と思いましたが、
想像以上の美味しさ!レンコンと緑豆のチヂミ
緑豆チヂミ(右)の中にはハチミツを混ぜた小豆の餡が入っています。
ほんのりした甘さ。
蒸し鶏
蒸した鶏肉を裂いたものに、錦糸卵、葉ネギ、キュウリ、ニラがトッピングされ、
トロミをつけた鶏出汁の餡がかかっています。
栗の代わりに、里いもが使われることもあります。ツルニンジンのもち粉焼き
ツルニンジンを叩き、餅米粉をつけて油で揚げたもの。
蜂蜜がかかっています。
豚肉焼き
塩と粒山椒で漬けたニンニクがのっています。
カジェユク(가제육)といって、家(가)で飼っている豚肉(제육)を使ったお料理で、
猪肉(저육)が使われることも。ドングリ寒天のスープごはん(トトリムッパプ)
どんぐりのムッに、キムチとナムルと海苔が添えられています。
ご飯は粟(あわ)ご飯です。
ご飯を混ぜていただきます。
今回のツアーでは行く先々でムッをいただいたような・・・
まだまだおかずが出てきます。
手前のチヂミのようなものは、ニラに小麦粉をまぶして蒸したもの。
デザートは岩茸餅とツツジの花の焼き餅
岩茸餅は米粉ともち米粉に刻んだ岩茸を入れ、松の実の粉をまぶして蒸してあります。最後は五味子(オミジャ)茶でサッパリ。
いや~、美味しかったです。
韓国料理というとニンニクと唐辛子がガッツリ効いたイメージですが、
昔はこんなに優しいお料理だったんだなぁと。
ひとつひとつ丹精こめて作られているし、
全体的に薄味に仕上げてあり、お料理が身体に馴染んでいきました。
食べた後、身体のコンディションがよくなったような気がします。
食事の後は資料館を見学しました。張桂香(チャン・ゲヒャン)先生は詩、書、画にも長けておられたようです。
多才な女性だったのですね!食品の保存方法が展示されていますが・・・意外や意外!
桃 in 小麦粉 アワビ in ごま油 茄子 in 灰
当時の人が来ていた韓服そして家系図も。
英陽に行かれる方にはぜひおススメしたい!!
お料理は一人前33000₩と55000₩のコースがあります。
ただ、10名以上の団体でなければ予約がとれません。^^;
う~~~ん、ツアーやるかぁ!?
飲食知味方体験館(음식디미방 체험관) 慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66 경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66 ℡ 054-682-7764 10人以上で要予約
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑯350年前の調理本「飲食知味方」
http://yukiful.exblog.jp/238696197/
2018-08-08T16:03:00+09:00
2018-08-13T03:59:15+09:00
2018-08-08T03:00:23+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
バスで約1時間40分の道のり。太白山脈(태백산맥)が北から南に伸びているので、
窓の景色は山、山、山。
英陽(ヨンヤン/영양)に入りました。
人口1万7505人、国内で2番目に人口の少ない郡です。
ホタルの生息地としても有名で、
特産物は、高冷地野菜やリンゴ、梨などの果物に、椎茸、ツルニンジンなど。
でも、なんといっても有名なのは
唐辛子!そして、郡のスローガンはホット ヨンヤン!
キマッてますね!(笑)
この日は朝から 栄州のムソム村、奉化のタルシル村と回ってきましたが、
英陽にも朝鮮時代から続く同族村が点在しています。
その中で、今回私たちが訪問するのは、トゥドゥル村(두들마을)。
そこにはとても貴重な物が残っているのです。
これで~す。👆
飲食知味方(ウムシクティミバン/식디미방)
今から約350年前、1670年に書かれた料理本です。
トゥドゥル村を開いた李時明(イ・シミョン)の妻、張桂香(チャン・ゲヒャン)が
娘やお嫁さんのために台所仕事の要点を書いたもので、
料理のレシピ、酒の作り方、食品の保存方法などが書かれています。
ハングルで書かれたものとしては韓国最古、
朝鮮時代の韓国料理を知るうえでとても貴重な資料といえます。
英陽にある飲食知味方体験館では、
「飲食市知味方」に基づいて再現された韓国料理がいただけます。
どんなお料理なのか? 興味津々・・・
注目すべきは、
唐辛子が使われていないこと!
唐辛子が韓国に入ったのは17世紀前半、
この本が書かれた頃、唐辛子はまだ一般に普及していなかったのです。
唐辛子を使わない17世紀の韓国料理!!
楽しみ~♪
それにしても、せっかく唐辛子の産地に来てるのに、唐辛子を食べないなんて。(笑)
では、さっそく入っていきます。
その全容は次回の更新で!
飲食知味方体験館(음식디미방 체험관)
慶尚北道英陽郡石保面トゥドゥルマウルキル66
경상북도 영양군 석보면 두들마을길 66
℡ 054-682-7764
10人以上で要予約
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑮タルシル村
http://yukiful.exblog.jp/238694568/
2018-08-07T11:25:00+09:00
2019-06-03T15:53:16+09:00
2018-08-07T03:25:10+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
安東権氏の権橃(クォン・ボル)が開いたタルシル村には
昔ながらの両班の暮らしが残っています。
そうそうドラマ「風の絵師」や「トンイ」の撮影も行われているんですよ。
ノウゼンカズラがキレイ♥
タルシル村は前に川、背後に山があり、風水学的にも良いとされ、
気運の高い「吉地」と言われています。
「村の気をうけながら歩いてくださいね!」と。
道路がキレイに舗装してあり、歩きやすい♪愛らしいカイズカイブキの花を発見!
この村を開いた権橃(クォン・ボル)の宗家。
門の高さは位の高さを表すといわれていますが・・・やっぱり高い!
月門(ウォルモン)と呼ばれる大きな門は、上部がカーブを描いています。
開けると開口部が丸く見え、丸の中に外の景色が納まるようにできています。
なんとも風流!
門の金具にある、卍は永遠、수は寿、복は福の意。別のところから中が見えました。(真ん中に見えるのが月門)
広~~~~い!
庭の奥には祖先の霊をまつる祠堂が建っています。
庭の外には「ソンビの木」と呼ばれる大木。
権橃が建てた青厳亭(チョンアムジョン)
勉強するために建てたもので、彼の死後は寺子屋として利用されていました。
亀の形をした大きな岩の上に建っています。石橋を渡って入っていきまーす。
東屋でまったり!
ここにはこんな伝説があります。
できた当時、東屋の床はオンドルになっていました。
すると、夜になると奇妙な音が・・・
たまたま通りかかったお坊様が「亀が背中が熱いと泣いている」と言ったことから、
床を板に張り替え、岩の周りに池を作ったところ、音(泣き声)がしなくなったそうです。
亀の岩は生きているのか?
そんな逸話を聞きながら、ここからの景色を楽しみました。
紅葉の季節はさぞかし美しいことでしょう。
しばらくぼんやりしてたいなぁ。青厳亭から池を見下ろしたところ。
向こうにある建物は書斎として使われていた建物です。青厳亭に隣接する沖斎博物館
200点以上の宝物が保存してあります。
歴史、儒教、庭園、芸術を学ぶ人が訪れてくるそうです。
解説は長年奉化に住んでおられる日本人のボランティアさん。
貴重なお話をありがとうございました。
タルシル村(달실마을)
慶尚北道奉化郡奉化邑沖斎キル44
경상북도 봉화군 봉화읍 충재길 44
℡ 054-674-0788
奉化市外バスターミナル、奉化駅からタクシーで7分(3000~4000₩)
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑭500年の秘伝の味 タルシル村の伝統油菓
http://yukiful.exblog.jp/238692881/
2018-08-06T15:45:00+09:00
2018-08-07T04:00:21+09:00
2018-08-06T04:18:46+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
栄州市から奉化郡(ポンファグン/봉화군)へ移動しました。ココで~す。👆
人口3万3221人、面積の83%が山林です。農作物は、米、穀物、リンゴ、ブルーベリー、松茸、椎茸、唐辛子、ジャガイモ、などなど・・・
薬材を食べさせて飼育した韓薬牛も特産物です。
解説士さん曰く、
「奉化(ポンファ)は、水がキレイで、空気がキレイで、人が良いんですよ~。
言葉はきついですけどね。」
安東から移り住んできた安東権氏の同族村、タルシル村(달실마을)に着きました。
慶尚道の方言で鶏(닭)をタル(달)といい
タルシルは「鶏の谷」という意味です。
村の形が、卵を抱いた金の鶏に見えることからこの名前がついたそうで・・・
どこが鶏に見えるのかなぁ? と山の方をキョロキョロ👀見てたら、
「あ”~、目では見えないんです、気でみるんです!!」
キ!?
まぁ、ニワトリを見に来たわけではないので良しとして・・・
タルシル村へ来た理由はコレです。👇
タルシル宗家伝統油菓 (달실종가 전통유과)
500年の歴史があるお菓子です。
安東権氏の末裔(30余戸)が、先祖を祀る際に共同で作るもので、その製法は門外不出!
嫁いで来た女性にのみ伝授され、娘でさえ教わることはできません。
娘は外にお嫁に行くからですって。
厳しいね~!
作業場を見せていただけることになりました。
すでにお菓子作りは終わっていて綺麗に片付いていました。婦人会の方々。
つまり安東権氏の家に嫁いでこられたお嫁さんたちです。
昔はトラックいっぱいの嫁入り道具を持ってこられたそうですよ。
一口だけでも食べたいなぁと思っていたら、
なんと試食させていただけることに。
(ヤッター!)白いのは油菓(ユグァ)
もち米の生地を油で揚げ、水飴にくぐらせ、炒り米をまぶしたもの。
茶色いのは薬菓(ヤックァ)
練ったもち米と小麦粉の生地に生姜などを加えて揚げたもの。
パフパフッとかるーい♪
口の中でもたつかず、喉にさら~っと流れていきます。
そして、何とも言えぬ素朴な甘さ。
お花の形をした薬菓はぷ~んと生姜の香りがして・・・
こんなに美味しい油菓や薬菓は食べたことがありません。
注文があった時に作っておられるそうですが、
地方発送もしていて、日本でもアメリカでも送りますよ~!とのこと。
お値段はこれで70000₩、
他に45000₩と90000₩のセットがあります。
作るのに1週間かかるので、買いたい時は要予約です。
タルシル村の秘伝の油菓、500年の重みが感じられるお菓子です。
タルシル宗家伝統油菓 (달실종가 전통유과)
慶尚北道奉化郡奉化邑沖斎キル6-1경상북도 봉화군 봉화읍 충재길 6-1
℡ 054-674-0788
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑬ムソム村
http://yukiful.exblog.jp/238691166/
2018-08-05T09:49:00+09:00
2018-08-05T14:13:00+09:00
2018-08-05T02:49:08+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
ムソム村(무섬마을)
約350年前にできた両班の村です。
バスを降りると一本橋が見えてきました。
栄州といえば、この橋を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?ムソムは「水に浮かぶ島」という意味で、村の三方が川に囲まれています。
去年、解説士さんから聞いた話によると、この村には井戸がありません。
井戸を掘って水を汲むと村が沈んでしまうことがわかり、雨水が利用されています。
また、昔は100戸あった家は46戸に、人口は500人から26人に減り
平均年齢は80歳を超えています。
と、過疎化は否めませんが・・・
八田さんが栄州市の広報大使になられてから、ここを訪れる日本人が増えてきましたネ。
村と村の外を繋ぐ一本橋
昔は、この橋しかなかったため、荷物の運搬には船が使われていました。
水かさが増すと、子どもたちは学校に行けないこともあったそうで、
この村に嫁ぐと死ぬまでこの橋を渡ることはない、と言われていました。一本橋のたもとに来ました。
あ”~~、やっぱり渡りますよね!? 浅いとわかっていてもやっぱり怖い~!
出発前、ジムで張り切り過ぎて膝の調子が悪かったのですが、
水の流れをみて膝が笑いだしました。 お~~~い、待って~~!
とうとう向こう岸には到達できず・・・みんなが戻ってきたところで垂れ幕撮影!
え? ここで撮る?(笑)まりさんのカメラでも!一本橋を渡った後は村を散策します。
昔のまんま。
築100年以上の家屋が16棟も残っています。のどかだぁ。。。
見覚えのある建物は晩竹斎古宅(慶尚北道民俗資料第93号)
潘南朴氏が1666年に建てたもので、村で一番古い建物です。
もしかしたら朝行った食堂の社長さんの本家かなぁ?
去年、上がり込んで天ぷらをご馳走になったのもここでした。
芙蓉の花が満開! 村に彩りを添えています。村を去る前に再び記念撮影
栄州に行ったら、ここはマスト!
ムソム村(무섬마을)
慶尚北道 栄州市 文殊面 文殊路732-20
경상북도 영주시 문수면 문수로 732-20
HP
<アクセス>
栄州駅からタクシーで約20分(約12,000₩)
市内バスターミナルから20番バス(約40分)
参考までにバスの時刻表を貼り付けておきますネ。(2017年6月撮影)
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑫栄州しかない味 テピョンチョ
http://yukiful.exblog.jp/238688861/
2018-08-04T13:35:00+09:00
2018-08-20T05:43:44+09:00
2018-08-03T16:13:27+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
ゾロゾロゾロと朝ご飯を食べに向かっています。
心配した雨も降らず・・・
よすみまりちゃんの晴れ女パワー、すごいぞ!
伝統ムッチプ食堂(전통묵집식당)
自宅の隣が食堂になっています。
ズラリと並んだカレンダー。
なんで?
この日は6月30日、夜になったら1つずつめくっていくのかなぁ?メニューです。
真ん中のテピョンチョ(태평초/7000₩)とスンドゥブ(순두부/6000₩)をいただきます。
テピョンチョって何? と思われる方も多いでしょう。
これです👆
そば粉のでんぷんで作ったムッ(寒天)が入ったキムチ鍋。
豚肉、白菜キムチ、エノキ、椎茸などの具材が入り、海苔と錦糸卵がトッピングされています。
この地方でしか食べられない貴重な郷土料理です。
ベースはキムチ鍋ですが、アチアチでもなく、辛さもまろやか。
寒天がチュルンと入っていくので、胃にもたれず、朝ご飯にちょうどいい感じ。
昔はおもてなし料理だったそうで、
八田さん曰く「おふくろの味というよりおばあちゃんの味ですね。」
栄州には同じようにムッを使ったタンピョンチェ(宮廷料理)👆がありますが・・・
*タンピョンチェについては過去記事で ★
このタンピョンチェが庶民化したものがテピョンチョと言われています。
真鍮の器で食べるのも、元は宮廷料理だった名残りでしょうか?そして、もう一品。
スンドゥブ(おぼろ豆腐)です。
ピリ辛のタレをかけても美味しいですが・・・
まずはそのままでいただきます。
美味しい! 大豆の香りが広がる~!
お豆腐は大好物! 朝からテンション上がるなぁ!美味しいスンドゥブは庭の作業場で作られます。仕込みは毎日、朝の4時から。
そして営業は朝の6時から。
社長の朴勝昌さんです。
お話を伺っているうちに
羅州の潘南朴氏(パンナムパクシ)の子孫で、ムソム村のご出身ということがわかりました。
潘南朴氏は有名な学者、政治家、そして王妃まで輩出した名門のお家柄。
栄州には両班の文化が引き継がれている、という話をこのツアーの間何回も聞ききましたが、
社長さんはまさにその生き証人。店内にはこんな写真もありました。
いや、おもしろい!
料理のルーツをひも解くと、その土地の歴史が見えてきます。
知らなければ、ただの寒天入りのキムチチゲだと思っていたことでしょう。
八田さんのツアー、深いです。
伝統ムッチプ食堂(전통묵집식당)
慶尚北道栄州市元塘路163番キル24(경상북도 영주시 원당로163번길 24)
℡ 054-632-9284
営業時間 6:00~20:00 休業日 旧正月・秋夕(チュソク)の当日と翌日
食事のあとは・・・
近くの市場をブラブラ・・・
いいなー! のどかだなぁー!
柄、柄、柄のアジュンマのコーディネートも。それにしても、よすみまりちゃん、何を撮っているのかな?(笑)
お腹もこなれてきたとこで・・・
そろそろ次の目的地、朴社長の故郷ムソム村に向かいま~す。]]>
慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑪二次会も栄州グルメ
http://yukiful.exblog.jp/238688055/
2018-08-03T09:14:00+09:00
2018-08-03T03:24:41+09:00
2018-08-03T03:11:30+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
「二次会に行く人~?」と八田さんが声をかけてくださいました。
ハ~イ、もちろん行きま~す!
トジュッテガム(터줏대감)
リッチホテルからプラプラ歩いて5分ほど。
ここでも栄州の郷土料理がいただけます。
人気店のようでほぼ満席・・・かろうじて一番奥の個室が空いていました。
ラッキー♪
写真は入口に飾ってあった鳥の巣(?)
お店のアジュンマが「これ撮ってネ!」と言うもので・・・
まずはビールと栄州のマッコリ、小白酒(소백주)を。
さっぱりした口当たりで爽やかな味です。
お料理は豊富なメニューの中から八田さんがチョイスしてくださいました。まずはムノスッケ(문어숙회)、茹でダコです。(23000₩)
「栄州といえばタコなんです!」
と、ここでも八田さんが説明してくださいます。
周りは山なのでタコが名物だなんて不思議な気がしますけどね。
前にも書いたように、祭祀に使われていたタコが郷土料理になったのです。
茹で方が絶妙! 柔らか~い!
タレは塩入りのゴマ油、酢コチュジャン、唐辛子入りのお醤油の三種。
どれもタコにピッタンコ! かわるがわる漬けていただきました。
栄州ハヌのユッケ(23000₩)
なんと、お店からのサービスです!
粗塩とニンニクがガッツリきいてて美味しい~♪
白菜チヂミ(12000ウォン)
モクテ(먹태)13000₩
干したスケトウダラを焼いたもので、これまたお酒のアテにピッタリ!
お醤油にマヨネーズを唐辛子を入れたタレに漬けて。どれもこれも美味しいものだから・・・
知らないうちにこんなことに。韓国についてはみなさん達人級なので、話が尽きませ~ん。
楽しい夜はあっという間にふけていきました。
トジュッテガム(터줏대감)
慶尚北道栄州市智川路105-1
경상북도 영주시 지천로 105-1
℡ 054-633-9221
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑩ヨンジュヨーグルト
http://yukiful.exblog.jp/238684616/
2018-08-02T00:18:00+09:00
2018-08-02T10:48:46+09:00
2018-08-01T02:18:46+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
ホテルのフロントで「明日の朝、飲んでくださいね~!」
と八田さんが配ってくださったものがあるんです。
これ 👇ヨンジュヨーグルト
栄州にある鎬洙(ホス)牧場のヨーグルトです。
実は子どもの頃から牛乳が苦手で、ヨーグルトもあまり得意ではないのですが・・・^^;
朝一番にグビグビ~ッと飲みました。トロ~っとしているので、最後は逆さにして容器の底をトントン!私が苦手とする乳臭さはまったくなく、爽やか~!
濃厚なのにサラ~~ッとしてます。
こんなヨーグルト飲んだことない!
八田さんの記事によると、原材料の97.2%が原乳(生乳)だそうです。
ちなみに近所のスーパーでヨーグルトの原料をチェックしてみたら
高級なヨーグルトでも生乳は87%、
一般的なヨーグルトの原料は、生乳ではなく牛乳または乳製品になっていました。
こんなに純度の高いヨーグルトってなかなかないんですね。
乳製品が苦手な私でも感動するくらいですから、このヨーグルト、ただ者ではない!
マジ美味しい!
ところで、このヨーグルト、どこで買えるのか?
なのですが・・・
帰国後、八田さんが販売店を調べてくださいました。
話はそれますが・・・八田さんのフォローは至れり尽くせり。
慶北の資料から、行ったお店のデータ、食べた物の一覧まで。
惜しみなく資料を提供してくださり、ブログを書くにあたりとても助かってます。<m(__)m>
< ヨンジュヨーグルト販売店一覧 >
★栄州農協ファーマーズマーケット(영주농협파머스마켓) 慶尚北道栄州市亀城路25 경상북도 영주시 구성로 25 ℡ 054-639-3300
★ハナロマート栄州洞支店(하나로마트 영주동지점) 慶尚北道栄州市亀城路364 경상북도 영주시 구성로364℡ 054-630-6710
★安定農協ローカルフード直売場(안정농협로컬푸드직매장) 慶尚北道栄州市大学路284番キル5 경상북도 영주시 대학로284번길 5 ℡ 054-632-8553
★栄州畜協本店(영주축협 본점) 慶尚北道栄州市寒亭路10 경상북도 영주시 한정로 10 ℡ 054-630-6700
★太白マート栄州店(대백마트 영주점) 慶尚北道栄州市大洞路13番キル2-2 경상북도 영주시 대동로13번길 2-2 ℡ 054-636-5989
★リーダース食材割引マート(리더스식자재할인마트) 慶尚北道栄州市元塘路225番キル76 경상북도 영주시 원당로225번길 76 ℡ 054-631-9800
上の2ヶ所が行きやすいそうです。
また、ツアーメンバーの森川先生から貴重な情報。
ソウルでも買えるようです!
栄州に行ったらヨンジュヨーグルト、ぜひ飲んでみてくださいネ!
めっちゃ美味しいから!
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慶尚北道を食べ尽くせ! 八田靖史さんと行くグルメツアー ⑨リッチホテル@栄州
http://yukiful.exblog.jp/238684558/
2018-08-01T00:05:00+09:00
2018-08-01T01:15:57+09:00
2018-08-01T00:53:20+09:00
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2018年7月 慶尚北道グルメツアー
リッチホテル(리치호텔)栄州市から優秀宿泊業所に選ばれています。私が泊まったお部屋です。 (特室60000₩)ベッドが広い~!
手足を広げてゆ~っくり眠れました。小さなことだけど、枕元にコンセントがあると助かるんですよね。テレビ、パソコン、冷蔵庫、ポットなど一通り揃っています。水回りです。
トイレは嬉しいウォシュレット♪
洗面台の手前にジェットバスがあります。
お部屋の中にもうひとつ洗面台があります。
朝のお化粧はここで。
栄州駅まで約250m。
電車で栄州に行く時は便利ですね。
Home Plusもあるし、飲食店やカフェも徒歩圏内にあります。
料金は・・・
一般室 40000₩、韓室 50000₩、準特室 50000₩、特室 60000₩、ツイン特室 70000₩、VIP室 90000₩
立地もいいし、料金もお手頃。
栄州へ行く時はまた利用したいなぁ。
リッチホテル(리치호텔)
慶尚北道栄州市大学路15 경상북도 영주시 대학로 15
℡ 054-638-7070
HP
HPから予約ができます。
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https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/