お祭りの翌日は、みなさんを大邱の遠足へお誘いしました。
せっかく日本各地から集まってくださるのですから、
みんなでおでかけしたいじゃない?
嬉しいことに20名以上の方が参加表明してくださったので、
思い切って大型バスをチャーターしました。
スケジュールを組む際、スンちゃんに私の希望を伝えたら、
即行こんな返事が返ってきました!
「Yuckyさぁ~ん!
そこは~~~
たいへんですよ~~
」
わかってますがな~、大見寺がガイドさん泣かせだってこと!
乗り換えがあるから時間が読めないし、お天気にも左右されるからね。
でもね、大見寺は
バスをチャーターした時にしか行きづらいのよ~!
大見寺(テギョンサ/대견사)は大邱の南にそびえる琵瑟山(ピスルサン)にあるお寺です。
個人で行くには地下鉄1号線の大谷駅まで行って、バスかタクシーに乗り換えになるのですが、
バス(600番・達城5番)は週末しか運行しておらず、タクシーで行ったとしても(料金は約25000₩)
帰りのタクシーは拾えないし、呼んでもらうとそこまでの空運賃を払わなければなりません。
しかも、バスやタクシーで行けるのは、山の中腹の琵瑟山自然休養林(비슬산자연휴양림)まで。
お寺のある頂上まではさらに電気バスかマイクロバスに乗り換えます。
つつじのシーズンには電気バスに乗るのに1~2時間待ち・・・
ガイドとしてはヤダよね~? 絶対ヤダよね~? 大見寺、入れたくないよね~?
あまりにも不便なところにあるから、ガイドブックにも載ってないしね~。
でも、どうしてもここにみんなを案内したいの。
ピスル山は昔から霊験あらたかな山で、仙人が棲むといわれているところだよ。
パワースポットだよ~!
とうとうスンちゃんは私の気持ちを汲んでくれてました。
そして、施設管理課に交渉して電気バスをチャーターしてくれたのです。
スンちゃん、サランヘ~
❤ただし・・・
「一般客が来る前に来てね!」
という条件付き!
ということは、8時半にはピスル山に到着ってこと?
逆算して、遠足は朝の7時半に出発することになりました。
(メンバーの皆様、早起きのご協力、ありがとうございました~!)
日曜日の朝とあって道路はスカスカ、バスは順調に走り、8時半にはピスル山の中腹の琵瑟山自然休養林に到着しました。
そして、電気バスではなくマイクロバスに乗り込みました。
ちょっとカーブが続きますが・・・
空気も澄んでるし、緑の中を走るので、気持ちいいのです。
天空の寺「大見寺」にもうすぐ行けるかと思うとワクワクします。
着きました!
ここから大見寺までは徒歩10分の道のりです。
道路は舗装してあるので歩きやすいのですが・・・
か、風がぁ。。。
吹き飛ばされそうなくらい強い風が吹いています。
このあたりは風の通り道なのかなぁ?途中にあった千泉水(천천수)
海抜1000mの自然湧水です。
冷たくて美味しい~。
仏岩(부처바위)
確かに仏様に見えますね。
小さい亀岩(작은 거북바위)
う~~ん、これは撮る角度がちがってたかな?
このようにピスル山は、大きな花こう岩がゴロゴロしてる岩山です。
これらの岩は氷河期後期のものと言われています。
そして、やっと私が見たかったあの光景が見えてきました。
でも、長くなるのでつづきは次回。