百済の衣装で盛り上がった後は、武寧王陵へと向かいます。
バスの中から撮った公州の街。👇
公州は、のどかで、こじんまりとしていて、住みやすそう、というのが私の印象なんですが・・・
百済の都があった頃(475~538年)はどんな景色だったのでしょう?
まずは公州観光のいろはの「い」
武寧王陵 (ムリョンワンルン/무령왕릉)へ。
ここには百済第25代王、武寧王をはじめとした百済の王族の古墳があります。
古墳の前に
①宋山里古墳群模型展示館 (송산리고분군모형전시관)へ
ここで発見された古墳の内部が再現してあります。
百済第25代王 武寧王(ムリョンワン/무령왕)
都をソウルから公州に移した百済は、武寧王の時代になって安定期を向かえます。
日本との外交も活発だったようですね。
以前も書きましたが・・・
この武寧王さん、佐賀県の加唐島で生まれた可能性が極めて高いのです。
そして、
桓武天皇の生母は百済の武寧王の子孫である、と日本書紀にも書かれています。
つまり、日本にゆかりのある王様です。
古墳の内部(模型)について話をうかがいました。
(本物の古墳には入ることができません。^^;)
古墳が発見された時の様子を確認して・・・
実際の古墳を観にいきます。
②宋山里古墳群(송산리고분군)
ここが武寧王が眠っていた古墳です。
他の古墳はすべて盗難にあっていて、誰のものなのか?全くわからないのですが、
武寧王の古墳だけは盗難にあわず、当時のままで残っていました。
奇跡ですネ~。
そして、古墳で発掘された財宝を観に、博物館へ向かいま~す。
③国立公州博物館 (국립공주박물관)
模型館で観たレプリカが、ぜ~んぶ本物になって現れました。
見応え有ります!
さて、私的には・・・
今回レポった古墳、模型館、博物館の3か所は、ぜひセットで観ていただきたい!
より理解が深まっておもしろいと思います。
徒歩で移動できま~す。
今回はサクサクサク~っと書いちゃいましたが、過去記事はもう少し詳しく書いています。
参考までに。
古墳群から博物館へ行く途中、何やら工事をしてました。
熊津百済大王廟?
熊津というのは公州の昔の呼び名、
公州が百済の都だったころの宮殿が再現されているようですネ。
今度来る時には見れるかなぁ?