お夕飯の時間でーす。
ご飯の前に、テンプルステイ総合情報センターで
大韓仏教曹渓韓国仏教文化事業団のお坊様から事業の説明がありました。この事業団の上層部はすべてお坊様、国から支援を受けながら、
1700年の歴史をもつ韓国の仏教やお寺のことをもっと広く知ってほしい!
という目的で活動しておられます。
事業団のHPはこちら。
私もこれまで韓国のお寺にはいくつも行きましたが、
今回訪れたお寺や寺院が、思っていた以上にすばらしいところだったので、
このブログを通してみなさんに少しでも知っていただけたらな~と思っています。
さて、お夕飯は同じビルの中にあるパルコンヤン(발우공양)へ。
曹渓寺が運営する精進料理の専門店です。
パルコンヤンは漢字で書くと鉢盂供養、
僧侶が食事をする、修行の一環として食事をするという意味だそうです。
懐かしい~!
その間にミシュランガイド一つ星を獲得!(すご~い!
)
昨年リニューアルされて、高級感のある個室でいただけるようになっていました。
お店員さんは緑のコスチュームです。
日本語でお料理の説明をしてくださいました。
左から、ヨモギのコングクス、水キムチ、プチトマトの野イチゴ(覆盆子)の酵素漬け
コングクスの説明の時「マメ」が「マユ」に聞こえて一瞬ギョッ!としましたが(笑)
とっても優しい大豆のお味でした。
トマトは甘い味付けでほのかにベリーの香り、水キムチにはニンニクは使われていません。
他にも香りの強い、ニラやネギなども精進料理には使われません。
ムッの和え物
甘酢が程よい味付けで、今まで食べたムッの中で一番美味しかったかも。
チャプチェ
伝統的なチャプチェは春雨を使わず、お野菜のみで作るんですって。
春野菜のコッチョリ
コッチョリとは即席の和え物やサラダのことで
何種類かの野菜をゴマやコチュカルでシンプルに和えてありました。
ホロ苦さがあって春を感じます。揚げ椎茸のコチュジャン和え
椎茸を油で揚げると弾力のある歯ざわりになって、お肉を食べたような満足感!
椎茸冷麺
お花のお餅、豆腐焼き、緑豆のジョン、餃子(タレ)
ゴボウのコチュジャン和え、レンコンの酢漬け蓮の葉ご飯とテンジャンチゲ
白菜と大根のキムチにレンコン、セリ、桔梗のナムルがついてきました。
器はお坊様が使われる漆塗りの物が使われています。
デザートにはシッケとヨモギ餅
冷たいシッケがお腹にいきわたる~♪
これでコースは終了、お肉やお魚がなくても充分満足、お腹いっぱいです!
味付けには、お寺で手作りされた調味料が使われていて、
どれも身体にす~~っと馴染んでいくような味付けでした。
メニューには禅食、願食、念食、喜食という4つのコースがあり、
季節によって内容が変わるそうです。
私たちがいただいたのは願食(ウォンシク/원식)というコースで45000₩。
大邱の価格に慣れているので、やっぱりソウルは高いなぁと一瞬思いましたが、
ミシュランの一つ星が5000円以下でいただけるのですから、
そう考えると決して高くありませんね。
韓国のお寺で伝承されてきた伝統的な精進料理を堪能させていただきました。
パルコンヤン(발우공양)
ソウル特別市 鍾路区 郵征局路56 (堅志洞) 서울특별시 종로구 우정국로 56 (견지동)
℡ 02-2031-2081 02-733-2081 (日本語可)
営業時間 11:30~15:00 18:00~22:00 店休日 毎週日曜日、旧正月、秋夕(旧盆)の連休
HP
※3日前までに要予約
1日目のツアーを終えて、明洞に繰り出しました。
久しぶりの明洞は相変わらずの賑わいでした。
ただ、中国人観光客がいなくなって若干静かになったような・・・^^;
すうじぃさんと打ち上げ~!
お肉をガッツリ食べちゃった!とさ。(笑)