親切なリュウさんご夫妻は、見ず知らずの私を河回マウルまで連れてってくれました。
道中「ここは〇〇だよ~!」と解説付きで。
河回マウルの案内板の前で記念撮影をしてお別れです。
短い時間でしたが、リュウさんのことは私の記憶から消えることはないでしょう。
せっかく村の入口まで送っていただいたのですが、地図や資料をGETすべく、手前にあるインフォメーションまで一旦戻ることにしました。
インフォメーションには、日本人の女性スタッフがいて、いろいろと教えてくれました。
まず、入村料が要りますよ~と。
村の案内もお願いしたいところですが、一人の観光客にはついてもらえないとのこと・・・(涙)
「それよりお腹ペコペコなの。 とりあえず食事をしたいんだけど・・・」
「それなら1.2キロ離れた食堂街に行かれた
方がいいですよ。
」
あちゃ~! 1.2キロも?
すると先ほど別れたリュウさんご夫婦がトイレ休憩をされていまして・・・ずうずうしくお願いして、再び乗せてもらうことにしました。 「たびたびすみませ~ん。
」
食堂街の入口で下してもらい、リュウさんと二度目のさよならをしました。
1人になって食堂街をブラブラ・・・ 安東名物のチムタクか塩サバ定食、あとはククスのお店がほとんどです。
私が入ったのはチョンギワ民俗食堂 (청기와민속식당)というお店。 看板に「ホッチェサパプ(헛제사밥)」という安東の郷土料理が書いてあったのです。
店内の様子。 中央には薪ストーブがド~ンとあって、いかにも田舎の食堂って感じ。一組のアジョッシたちがマッコリを飲んでいます。 ふふふ〜♪
でも、厨房にはダレもおらず、子守り中のハルモニが一人だけ。 あれま!
「あの~、食事を作ってもらえますか? 私が子守りをしてますから!」
・・・ってことで、ハルモニが準備をしてくれている間、子守り中。(笑)
ああ、うちのジャガに会いたくなる~!
ハルモニの温かい手料理が運ばれてきました。 ホッチェサパプ定食。(10000₩) 直訳すると「ニセモノの祭祀のご飯」という意味です。
安東に住む両班(貴族)が、祭祀の時の豪華な食事を食べたがり、祭祀でもないのに作らせたことが名前の由来。
祭祀用なので唐辛子とニンニクを使わないのが鉄則だそうで、麦ごはんのピビンバもコチュジャンではなくアッサリとした醤油味でした。
せっかく安東に行くので食べてみたかったものの一つなんですが、 安東在住の知り合いは、自分たちはあんまり食べんよ~!と。 ^^; やっぱりニンニクと唐辛子タップリの方が好きなのかなぁ? 優しい味なので私は好きだけどなぁ。
食堂街の入口に河回マウルの入村料を払うところがありまして、ここでチケットを買いました。
大人3000ウォン也!
このチケットを見せればシャトルバスに乗れます。 お客さんがいっぱいになると発車、さっきのインフォメーションのところまで連れてってくれました。
村に入る前に、インフォメーションの近くにある
河回別神グッタルノリ伝授館 (하회별신굿탈놀이전수관)に寄って仮面劇を見ることにしました。
「午後2時から仮面劇があるよ。」とキムさんに聞いていたのです。
この日は雨がちらついていたので、地下のお部屋で仮面劇が演じられました。
さぁ、長年の念願だったた河回マウルへいざ出陣! あ~、ワクワクする~
つづきま~す。