大蔵経テーマパークの次は、本物の大蔵経が保管されている海印寺へ向かいます。
バスはぐんぐん山道を上り、伽耶山(カヤサン)国立公園にある海印寺(ヘインサ)に到着しました。
新羅時代の僧侶が802年に建立した曹渓宗の由緒あるお寺です。
ところで、海印寺(ヘインサ)って、「海」じゃなくて「山」なのね~!? ^^;
『寺の名前の「海印」とは、「三度叩けば願う品物が出る竜王の印」のことで、昔、この寺に海印が保管されていたことからこの名がついたといわれている。』
なるほど。。。
お寺の入り口の石碑には、
「世界文化遺産 海印寺大蔵経版殿」 と書いてあります。
そう、海印寺って・・・
世界遺産なのだ!
海印寺の入口。 まだお寺は見えませんが、ここに立った瞬間から、気持ちがス~~~ッと浄化されていくような。。。 ここって、きっと
パワースポット!! ( ← 私の勝手な所感ですが・・・^^;)
門の奥からお坊様がやって来ました。 ホントにお寺があるんだな~。^^;
どんどん進んでいきますすと・・・
枯死木(고사목)と札に書かれた木がありました。
お寺と共に1200年もの長~い歳月を生きてきた欅(ケヤキ)。
1945年に枯れてしまったそうですが、木の生命力ってすごい!
つくばい(?)に入っているのは塩。
海印寺は今まで何度も火災に見舞われたので、風水によって、火災避けの塩が供えられているのです。
塩を置くようになってから、火事がおきなくなったとか。
この門をくぐるとやっと本堂が見えてきました。
境内には提灯が迷路のように張り巡らされています。願い事を書いた紙を持って歩くと願いが叶うと言われています。(海印寺曼荼羅回り)
庭中三層石塔
本殿の大寂光殿
大寂光殿の壁や屋根には、色鮮やかな絵が描かれています。
そしてかなり急な階段を上ると・・・
大蔵経が納められている蔵経板殿があります。
いよいよ本物の大蔵経が見れるのね。。。
「直射日光があたらないようにとか、塩・炭・石灰などを床下に敷いたりとか、すごい技術が施されているんですよ~。」 という説明を聞いているうちに・・・
通り過ぎました!! ^^;
「エ”ッ? Σ(=゚ω゚=;) もう、終わり? 中は? 本物は見れないのぉ?」
「今日は立ち入り禁止のようですね! ^^; 」
_| ̄|〇 _| ̄|〇 _| ̄|〇
どうせ蔵経板殿は撮影禁止! 離れたとこから全景でも撮りますか。。。 たび重なる火災の時も、蔵経板殿だけは燃えずに残ったのだそうです。
・・・ということで、ネットからお借りした高麗八万大蔵経の写真など。^^;
↑ これが見れると思ったのにな~。
気を取り直して(笑)、伽耶山の湧水で喉を潤し・・・
(甘露水ってありますが、甘くない!^^; )
僧侶の写真を撮ったりしながら・・・
なんか、絵になるなぁ。
(現在修行中の僧侶は約500名)
それにしても・・・
空と山に包まれて・・・ 気持ちい~い ♪
最後に好きな一枚!
------- 海印寺(해인사) --------
慶尚南道 陜川郡 伽倻面 緇仁里 10
(경상남도 합천군 가야면 치인리 10)
℡ 055-934-3000
営業時間 夏季(3月~10月)8:30~18:00
冬季(11月~2月)8:30~17:00
(1時間前まで入場可)
休 業 日年中無休
さすがに世界遺産! 行く価値有り! (^^)
海印寺は伽耶山の秘境にあって、ここまで行くのはちょっと大変!ネット情報では、大邱からバスで行くのが一番便利なようです。
大邱西部バスターミナルから海印寺行きバス乗車
(30~40分毎、所要時間約1時間30分)
☆
プサンやソウルからは、オプショナルツアーを利用するといいかもしれません。