カトリック大聖堂の後はガラリと雰囲気が変わりまして・・・
牙山市内から南に8㎞、雪華山(ソルファサン)の麓にある
外岩民俗村(ウエアムミンソッマウル/외암민속마을)へ。(重要民俗文化財第236号)
約500年前に礼安(イェアン)李氏の一族が定住した両班の村で、現在も多くの子孫が住んでいます。
バスを降りて村へ向かいまーす。
右手には小さな商店や食堂があります。
ちょっくら休憩してみんなでアイスクリームを食べました。橋のたもとで入村料を払います。
大人 2000₩(団体1600₩)、子ども 1000₩(団体800₩)
橋を渡ると・・・
村の案内板やインフォメーションセンターがあります。
日本語のパンフレットもありましたよ。いよいよ村に入っていきます。
もうね、ここから気持ち良くて~。(*´╰╯`๓)♬
村の特徴はいくつかあるのですが、まず何と言ってもこの石垣。大小の石を組み合わせて作ってあります。
入口から萌え萌えです。(笑)
ステキなグラデーションの草を発見!
自然石の石垣は総長7㎞もあります。
昔の姿をとどめていて、村全体が文化遺産、
国の重要民俗文化財第236号にも指定されています。
村の家屋には藁ぶき屋根と瓦屋根の家があります。
瓦屋根の家には持ち主の官職名や出身地名(参判宅、教授宅など)の屋号がついています。
同じ性が多いのでしょうか? 村人同士は職業名で呼び合うそうです。
干してあるのはなーんだ?
答えはエゴマ。
そういえば、バスの中からエゴマの刈り入れを見かけました。
エゴマの収穫って秋なんですね。
軒下に大量のニンニク
これじゃあ、ドラキュラは入ってこれませんね~。^^;
これはエホバかな?
干し柿も。
石垣は人の肩の高さなので中庭が見え、村の生活ぶりがうかがえます。
村のもうひとつの特徴は、雪華山渓谷から流れる小川をお庭に引き込んであること。どの家にも素適なお庭があるんです。
しかも造りましたーっ!てお庭ではなくて、自然を取り入れたお庭。
木が防風林の役目を果たすそうです。
松禾宅というところで草木染めの体験をすることになりました。
ジャ・ヨンミさんと握手をしている女性が先生です。
この時、先生とジャ・ヨンミさんは久しぶりの「劇的な再会」だったそうで・・・教えて下さる先生も嬉しそうで、終始ニコニコ・・・クチナシの実で染めたストール。
先生の説明によると、黄色は王様が着ていた色。
色にも方角があるそうで、黄色は中央を表すんだそうです。
ジャ・ヨンミさんへのプレゼントでした。
私たちは木綿のハンカチを染めました。
いろんな柄ができましたよ。
「ハンカチはどうぞお持ち帰りください!」
と言われましても~、ビチョビチョなんですけど・・・^^;
ビニール袋に入れて連れて帰りました。
染色のあとは、自由時間。
村の中を気の向くままに歩いてみました。
川のほとりの東屋
小川にかかる橋は土管かな?
素適な公園私たちが行った時は野菊やコスモスが咲いてましたが
今頃は紅葉がとてもキレイだろうな~。ジャ・ヨンミさんはこのあとソウルへ戻られるというので、記念撮影。
先生との再会は心がドクドクするくらい感動したそうです。
美しい村の景色とともに、
お二人の嬉しそうな笑顔が忘れられません。
外岩民俗マウル(외암민속마을)
忠清南道 牙山市 松岳面 外岩里 84
(충청남도 아산시 송악면 외암리 84)
忠清南道 牙山市 松岳面 外岩民俗キル 42-7
(충청남도 아산시 송악면 외암민속길 42-7)
℡ 041-544-8290
入村時間 (4~10月) 9:00~17:30、(11~3月) 9:00~17:00
<公共アクセス>
温陽温泉駅や牙山高速バスターミナルから市外バス100番(6:40~21:40 20分間隔)に乗車
松岳面(ソンアンミョン)乗り換えセンター停留所で下車。
なお、草木染の他にも豆腐作り、餅つき、お菓子作りなどいろんな体験プログラムがあります。
ちなみに染色体験の費用は7000₩
空いていればいつでも参加できます。