済州のレポに戻りま~す! 再スタートは「海女(あま)祭り」から。
今年で第7回目を迎える海女祭りは、10月17日 ~ 19日の3日間行われました。 私たちのツアーもこれに合わせて日程が決まりました。
会場にはズラリとテントが。 道路を挟んで左側は販売用のテント、右側はお客さん用のテーブル席になっています。
プ~~~ン!と芳ばしい匂い! 1軒目はサザエの壺焼き!
一皿5000₩ってことは・・一個100円!? なんっちゅう安さ! メンバー、さささっと5人組を作って買いに走る~! 私たちのお皿は貝殻から身を出してくれました。 プリッとしてオイシイ!
テントの中では海女さんたちがせっせと調理をしています。
お客さんは朝からこの賑わい! もう、マッコリいってますね~!
こっちはアワビ!
この写真を撮ったあと、みるみるうちに行列が・・・
どんどん流れていきますよ~。
カップに熱々のアワビ粥が・・・
なんと試食! GET! 美味い!
ユッキーさんこっちこっち~! とtakatoroちゃんの声にひかれて、またまた列に並びました。 「もうここで締め切ります!」と係の人が言ってもアジュンマたちは何食わぬ顔。 押せ押せで前へ前へ・・・^^; アジュンマパワーに巻き込まれ・・・
エッジョもGET! イワシのエキスはキムチ作りにはかかせませ~ん! お刺身は太刀魚。 ちょっと凍っていましたが・・・^^; これも試食! もうお腹がいっぱいです! もうすぐお昼ご飯なのに~!(>_<)
土産品のコーナーには済州の特産品みかん。
こっちは何やら柑橘系のジュースですね。
韓国ではよくゴマを買います。 よく見ないと中国産が多いのですが・・・ こちらは済州産!
にょきっと伸びた手は、シャッターと偶然の一致! これしか写真がなくて・・・^^;
あまり知られていませんが、人参も済州の特産品のひとつ。
人参のジャムやお菓子、お漬物など、たくさん販売されていました。
私は珍しい人参のハンドクリーム(左端)を購入。
(右の二つはイニスフリーのハンドクリーム、これは3日目に購入。)
ほのかに人参の香りがします。
サラッとしてるけど手がとても潤います。
もっと買ってくればよかった~!
ヤバイ! 集合時間がせまってる! ・・・とtakatoroちゃんと「海女博物館」へダ~ッシュ!
展示室などダダダーっと見学! ああ、時間の配分をもっと考えればよかった!・・・ってか、もっとゆっくりしたかった! 半日でも1日でも楽しめそうです♪
最後に・・・
海女祭りの会場にこんなモニュメントがありました。
済州海女抗日運動記念塔
ん? 抗日運動って何?
帰国後調べてみたところ・・・
昔、職場の無い済州の女性たちは、海に潜り生活を支えてきました。 しかし、1876年の不平等条約(江華島条約)により日本の漁民が朝鮮半島に進出すると、海女さんたちは外国に出稼ぎに行くようになり、特に日本の統治時代には、多くの海女さんたちが日本にやってきました。
しかし、日本の海女さんに比べ済州の海女さんたちの賃金は低く、労働条件が悪かったため、1930年にストライキ闘争が始まり、1932年に「済州海女抗日運動」が起こりました。
そういう歴史があったんだぁ。
「海女がいなかったら済州はなかった」 ガイドのアミさんの言葉です。
済州にとって海女さんはシンボルであり、経済を支えてきた大きな存在でもあるのです。
しかし、現在3000人ほどいると言われる済州の海女さんは、高齢化が進み、若い後継者がいないという問題もかかえています。
「海女祭り」には海女という存在をもっとアピールし、後世に繋げていきたい!という意図もあるのかもしれません。
--------------- 海女祭り ---------------
済州海女抗日運動記念公園内
海女博物館 (해녀박물관)
済州特別自治道 済州市 旧左邑 下道里 3204-1
064-782-9898
利用時間 9:00~18:00
休業日 第1月曜日
今回ご紹介するのは、takatoroちゃん。
マシヌンゴ モッコシップンデ(*^з^*) おいしいもん食べたいねんけど(*^з^*)
大邱仲間でもあり、FAMツアーでご一緒するのは4回目。 彼女のアンテナ力ってすごいな~っていつも感心させられます。
取材協力:済州特別自治道