いよいよツアーに出発です。 でも、その前に腹ごしらえネ。(^^)
ビョンちゃんおススメの食堂、南部市場にあるチャントパッチッ(장터밥집)。 チョングッチャン(納豆汁)定食、どのバンチャンも好みの味。 お母さんが作ってくれた朝ご飯みたいで大好き♥
私にとって、「釜山の
ソエ」、「大邱の
百年食堂」、そして「全州のチャントパッチッ」は心がホッコリする三大食堂
!
ガイド兼ドライバーのゲタさんのワンボックスカーに乗り込んでいよいよ出発!
最初の目的地は、前夜飲んだソン・ミョンソプマッコリの蔵元、
泰仁醸造所(태인양조장/テインヤンチョジャン)。
記事のタイトルはコチャン編にしちゃいましたが、蔵元は、高敞(コチャン)の隣
井邑市(チョンウッシ)というところにあります。^^;
のどか~! 時がゆったり流れてる感じ。
門を入るとズラリと甕。 中身はマッコリ?
無形文化財であり食品名人のソン・ミョンソプ先生と奥様。 笑顔も素敵ならばお召し物もステキ! 肌に馴染んだ草木染め、着心地よさそう。 思わず聞いちゃった! やっぱりね、奥様の手作りだそうです。
あら~こっちもステキ♥ ポジャギの暖簾! 無形文化財と名人のプレートをメインに撮った写真なんだけどネ。^^;
テレビ出演された時の写真や、額がズラリ!
とても気さくな方なんですが、すごい方なんですね~。
記事を書いてる最中に、こちらの蔵元が韓国農水省から、名品マッコリを造る醸造所の一つに選定されたというお知らせが入ってきました。(ビョンちゃんのFBより)
おめでとうございま~す!まずは、マッコリを作る工程の説明から。
蒸したお米をもってこられました。
へ~、マッコリってお米からできてるのかぁ!
(・・・って今ごろ知る! ^^;)
甘味は少なく、弾力があってもち米みたいな食感でした。
名人のご指導で、麦の麹と混ぜる作業をビョンちゃんがやってるところ。
ちなみに、原料となるお米も名人自ら作っておられます。 すごいなぁ。
ビョンちゃんの質問に笑顔でお答え中。
ではではさっそくマッコリをいただきます! 名人自ら注いでくださるなんて、ぜいたく~!
グビッ、グビッ、グビッ・・・( ´~)◇y マッコリ音痴の私でもこの美味しさはわかる! ス―――っと喉を通っていきます。 身体の髄までしみわたる~! 奥様お手製の乾燥野菜チップをつまみに!
トロ~リとしたこれもマッコリ。
梨花酒と書いて
イファジュ。
梨の花の咲く頃の麹が一番美味しいのだそうです。
「女性がマッコリをグビグビ飲むのは下品だから、昔はこれを少しずつ舐めていたんですよ。」
あらっ、下品だったかしら? (笑)
そしてこちらは
「竹瀝膏(チュクリョクコ)」という朝鮮三大銘酒の一つ。 マッコリを竹をいっぱい詰めこんだ甕で3日以上焚き続け、蜂蜜、ショウガなどを入れて蒸溜したもの。
ビデオで作る様子も見せていただきました。 病気や傷まで治すと言われた
薬酒でもあり、昔ひどい拷問にあった義士がこのお酒で身体を持ち直したというエピソードもあるとか。
「お店で飲むと20万ウォンはするよ!」とビョンちゃんが言うので、セバのお土産に1本購入。 ここで買ったら4万ウォンだったと思います。(たぶん ^^;)
しかし、お土産に買った!はずなんですが、セバが帰ってくる前に私がぜ~んぶ飲んじゃった!(笑) ブランデー、というよりは泡盛っぽいお味で、とても強いお酒なんですが、朝はスッキリ! いいお酒の証拠ですね。
お話を聞いた後は工場の見学。
圧力釜でお米を蒸しているところ。 薪で炊くんですね。
外部からの菌をシャットアウトするため工場内は立ち入り禁止。
マッコリは発酵食品ですから細心の管理は不可欠ですよね。 写真だけ撮らせていただきました。
工場の向いにある、ご自宅かな? 足踏みオルガン、懐かしい・・・けど、もう使わないのかな~?
全羅北道国際交流諮問官のビョンちゃんのお陰で貴重な体験ができました。
詳しくは
ビョンちゃんのレポでどうぞ~。
★泰仁醸造所(태인양조장)
全羅北道井邑市泰仁面泰興里392-1
(전라북도 정읍시 태인면 태흥리392-1
お問い合わせは・・・
井邑市庁文化観光課まで。
+82-63-539-7114
って書いてあっても~! 井邑なんて遠いし~! どうやって行けばいいの? ・・・って声が聞こえてきそうな・・・
ですよね~!^^;
しかし、ここで朗報です! ソウル発着の全州スペシャルモニターツアーがでました。 期間限定!
(注:これに合わせて記事を書いてわけではありません、たまたまです! たまたま!)
しかもこのコースに泰仁醸造所が入っているではありませんか!?
この機会に、ソン・ミョンソプ先生のマッコリを飲みに行ってみませんか? レアなマッコリですよ~ん♪
詳しくは
こちら